入社2年目、1億円の失敗。

私たち生産管理部のキーワードは、QDCS。Qはクオリティ、Dはデリバリー、Cはコスト、Sはセイフティー。いかに質のいいものを、早く、安く、安全にお届けするか。生産と物流、そのどちらの動きも把握しながら、需要と供給のバランスをとっています。生産数が足りないと営業活動に響くし、在庫を抱えすぎると業績に響く。会社経営に直結する問題なだけに、部署は役員直下。私たちが見立てる数字をもとに、経営戦略が練られていきます。ここまで全社を見渡し、経営に関わる仕事を任せてもらえるなんて、思ってもいませんでした。数字の持つ意味の重さに気づかされたのは、入社2年目。今の部署に配属になったばかりの頃でした。「1億円も数字が違う」。上司の顔が真っ青になっていくのをみて、事の重大さを思い知ったときは時すでに遅し。年間の予算をつくる段階で、運搬にかかる費用を読み違えていたんです。完全に自分のミスでした。数字の持つ意味を考えず、上司に言われたことをただこなすだけになっていた。自分の不甲斐なさを悔やみました。

全社を見渡すマクロ視点。

「ここまで確認してなかった俺も悪いからな」上司からは逆に頭を下げられて、申し訳ない気持ちでいっぱいに。それ以来、数字に向き合う姿勢が変わりました。集計するだけなら誰にでもできる。大切なことは、早く知り、早く手を打つこと。自分たちの動きが会社の業績、お客様からの信頼にもつながっていることを常に意識しながら、自分なりに数字の意味を考え、その時々に必要な対策を考えるようになりました。なるべく在庫を確保したい営業と、なるべく在庫を抱えたくない生産。お互いの立場、状況を踏まえて、最適解を探し求める。この仕事は、本当に奥が深い。知れば知るほど、面白い。毎日がものすごく充実しています。もともとは技術志望。実をいうと、今の部署に配属になった当初は「なんで僕が?」というテンションでした。でも今は、違います。ここで培ったマクロの視点は、他部署に行った際にもいかせるはず。いつかは、新規事業にも携わりたい。そのための力をつけるためにも、目の前の仕事に全力を注いでいきたいと思っています。